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アメジスト

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こんばんは。
読書記録です。

ホモ・デウス
テクノロジーとサピエンスの未来
ユヴァル・ノア・ハラリ 著
柴田裕之 訳
河出文庫

本書で最もグッときたのは、著者ハラリ氏の歴史学者としての信念です。

歴史の研究は、私達が通常なら考えない可能性に気づくように仕向けることを目指している。
歴史学者が過去を研究するのは、過去を繰り返すためではなく、過去から解放されるためなのだ。

歴史を学ぶ目的は、私達を押さえつけている過去の手から逃れることにある。
歴史を学べば、私達はあちらへ、こちらへと顔を向け、祖先には想像出来なかった可能性や祖先が私達に想像して欲しくなかった可能性に気づき始めることができる。
私達をここまで導いてきた偶然の出来事の連鎖を目にすれば、自分が抱いている考えや夢がどのように形を取ったかに気づき、違う考えや夢を抱けるようになる。
歴史を学んでも、何を選ぶべきかは分からないだろうが、少なくとも、選択肢は増える。

歴史を学ぶ最高の理由がここにある。
すなわち、未来を予測するのではなく、過去から自らを解放し、他の様々な運命を想像するためだ。
もちろん、それは全面的な自由ではない。私達は過去に縛られることは避けられないが、少しでも自由がある方が、全く自由がないよりも優る。

とはいえ、新たな形で考えて行動するのは容易ではない。
なぜなら私達の思考や行動はたいてい、今日のイデオロギーや社会制度の制約を受けているからだ。
本書では、その制約を緩め、私達が行動を変え、人類の未来についてはるかに想像力に富んだ考え方が出来るようになるために、今日私達が受けている条件付けの源泉を辿ってきた。
単一の明確な筋書きを予測して私達の視野を狭めるのではなく、地平を拡げ、ずっと幅広い、様々な選択肢に気づいてもらうことが本書の目的だ。

本書が提起する重要な3つの問い。

1 生き物は本当にアルゴリズムに過ぎないのか?そして、生命は本当にデータ処理に過ぎないのか?

2 知能と意識のどちらのほうが価値があるのか?

3 意識は持たないものの高度な知能を備えたアルゴリズムが、私達が自分自身を知るよりもよく私達のことを知るようになった時、社会や政治や日常生活はどうなるのか?

知的刺激に溢れる内容でした。

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ダニー・オーシャン🐉

ダニー・オーシャン🐉

AIで仕事が減っても、生活は保証される。
働かなくても“生きられる”社会へ──。

半減期通貨は、
💡 消費を促し
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AIによる超生産社会に、人間の尊厳を守る「土台」が必要だ。

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