【読後感】やってみようと言う気持ちが産み出す力は計り知れないと思う。現に私もかつて、やってみようと思った事がある。そして1人で事業を始めた。かれこれ6年目。あなたには無理だとか、無駄だとか、勤めていた方が安泰だとか、夢を見すぎとか、そんなので食べていけるのかとか、会社を辞めるなんて信じられないとか、うまく行かなかったらどうするのとか、そんなに簡単じゃないよとか。当時、私の耳に入った数々の否定の言葉。心配も含まれていたのは重々承知、きっと聞こえてこない揶揄も数多くあったと思う。けれど今になって思う。それらの言葉を私に浴びせた人たちは皆、独立や起業をしたことも、考えたことも無いんだと。そして、やってみようと思わなかった、もしくは、思っても実行に移さなかったんだと。世の中にはたくさんの職業と会社がある。働くとはなんだろう。お金を稼ぐためだけじゃないと思っている。ましてや嫌なことは続かない。少なくとも私にはできないしお金の他に遣り甲斐や自由が欲しかった。私は私の思いを試したかった。今もそれは変わらないし、お金を得る事の意味は勤めていた頃より解ったつもり。見返したいとは思わない。もうそんな気持ちは私の中には生まれない。私は私でしかない、他の誰かにはなれない。それだけの事だし、私は前を向いている。やってみようと思う気持ち。それだけが当時の私の味方だった気がする。私は無謀で自由な当時の自分が今でも好きだ。#働く理由 #99の名言に学ぶシゴト論 #戸田智弘 #読了 #読後感