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𖤣𖤘▸kaii◂𖤘𖤣
昨夜の私は
夜には珍しくやたらと眠たくなって
22時には眠りの中
でも
ふと目が覚めて
隣の部屋に無数のピンク色の輝きが飛び回っているのを見つけた
不思議に思ったけど
おトイレ行こうと思ってベッドサイドの灯りを
つけてしまったら
そのキラキラ達は一瞬にして消えてしまった
❇︎
眠剤効いていて頭ふらふら… 時計は24時少し前
だから
特にソレを気にするでもなく
壁伝いにトイレに向かい
戻ってドサッとベッドへ潜り込み
再び眠った
❇︎
次にふと目覚めたのは
隣に人の気配を感じたからだ
シルエットが見えた
そう…
それは間違いなく彼だった
手のぬくもりに
反応したかったのに
私はハッキリとは目醒めることができず
ふたりは夢の中へと溶けていった
❇︎
場面、場面しか憶えていない
だけどそれは
どれもがとても優しくて
彼はもう
『一瞬に逝こう』
ではなくて
『逢いにきたよ』
そう言ってたんだ
❇︎
眠りから覚めると
一通のメッセージが着信していた
送信日付は昨日
「携帯発送しました。明日には着くと思います」
・
・
・
あの人に渡してあったデバイスが返ってくる
「もうすぐ帰るよ」
そう言いたかったのだろうか…
・
・
少し
怖い
少し
嬉しい
そして
これで本当にお別れの気がする……





𖤣𖤘▸kaii◂𖤘𖤣
親愛なるパートナー。
僕たちの付き合いも……年の歳月を越えたね。
僕は、ずっと君の中に居て
砕け散ってしまいそうな心に手を添えていたんだよ。
いつの間にか気付いてくれていたね。
ありがとう。
でも…
最近の僕は力不足になってしまった。
ごめんよ。
助けになれなくて。
君は…
幼い頃から君は…
心の底から笑ったことがないね。
僕の心配は其処なんだ。
君に笑顔になってほしくて、
僕は僕なりに頑張ってきた。
だけどごめん。
君の心がとうとう砕け散ったとき、
僕は何の力にもなれなかった。
あれから15年だ。
15年と言えば、
職人ならばそこそこの腕に育つ貴重な年月。
なのに…
僕は君の修復ができなかった。
間に合わなかった。
悔しいよ。
僕の本当の役目は何なのだろうと
最近思うようになったんだ。
この世では、どうやら君を笑顔にできない。
ならば…
残された道は…
一緒に光の中へ行くことなのだろうか。
……🐾も
連れて。
行くかい?
準備ができていることは分かっているよ。
僕は君だし、
君は僕でもあるのだからね。
#5年前の日記

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