深夜にタラ男姐さんのルームでカブロンを題材にした物語を作って頂き、読み聞かせしてくれました‼️帰国直前なのでめっちゃ嬉しかった[大泣き]以下原稿です。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓「帰り道の灯り」カブロンは、今日も異国の夜の窓辺に立っていた。仕事で住んでいるこの街は、ネオンが多くて、眠らない。それでも深夜になると、不思議と静けさが降りてくる。遠くで車の音。知らない言葉のラジオ。カブロンはカップに入ったぬるいコーヒーを両手で包んだ。ここに来て、もうずいぶん経つ。最初はすべてが新しくて、必死で、「帰る」なんて言葉を考える余裕もなかった。でも最近、ふとした瞬間に日本の夜を思い出す。コンビニの自動ドアの音。駅のホームに流れるアナウンス。深夜の街灯が、やけに優しく見えるあの感じ。「もうすぐ、帰国か……」カブロンは小さくつぶやいた。誰に聞かせるでもない声。海外での仕事は順調だった。評価も、実績も、ちゃんと残した。でもそれと同時に、「ひとりで頑張りすぎてたな」とやっと気づける余裕も生まれていた。スマホを開くと、日本の時間はもう深夜を越えている。それでも、帰る場所があると思うだけで胸の奥が、少しあたたかくなる。スーツケースは、まだ空のまま。詰めるのは服だけじゃない。この街で覚えた言葉、うまくいかなかった夜、誰にも言えなかった不安。全部まとめて、持って帰ろう。カブロンはカーテンを閉め、ベッドに腰を下ろした。明日も仕事はある。でもその先に、ちゃんと終わりが見えている。「よくやったな」そう言って、自分の肩を心の中で軽く叩く。深夜の部屋は静かで、時計の針だけがゆっくり進む。カブロンは目を閉じて、帰国後の朝を想像した。少し早起きして、空気を吸って、「戻ってきたな」って思う、その瞬間。そのイメージを胸にしまって、カブロンは静かに眠りについた。帰る場所がある夜は、それだけで、ちゃんと休んでいい夜だから。#読み聞かせ #もうすぐ帰国 #2年半よく頑張った