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もも
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りら
今か今かと見据えているのに、ぴくりともせず、刻々と時間だけが過ぎていく。
すらりと伸びた白磁の頸筋は、遠くを見つめたま何も語らない。視線は交わらない。
その美しい聲を聴かせて欲しいだけなのに。
私の可愛い小鳥は決して囀ってはくれない。
綺麗な声はもう、私だけでなく、誰のものでもなくなってしまったの。
白磁の頸筋へ、指を滑らせる。
ひんやりとした気配が温かく脈打つ場所を捉える。その温かさを確かめるように、そして奪うように、骨張った両の手で緩く包む。
拍が、ヒュッと一瞬乱れる。喉笛が震える。
この“声”というあなたの輝きを、私は今、確かにここに閉じ込めた。
待ち侘びたこの時に、底知れぬ笑みが溢れる。
あなたの輝きを
放つも、閉じ込めるも、消し去るも、飲み込むも、
すべて私の思うが儘。
手のひらで輝きを転がしながら、その美しい聲を今か今かと焦がれている。
#散文詩

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