共感で繋がるSNS
GRAVITY(グラビティ) SNS

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Yoo

Yoo

生煮え.

ジョハリの4つの窓と情報の貧困をアナロジーで考えると、自分は知らないけれど相手は知っている盲点の窓、自分も相手も知らない未知の窓が、SNSによってますます強化されているのではないか。

すなわち、社会における関係性の貧困とでも言おうか。当事者は専門家に相談することで未知の窓を開くことができる、もしくはいろいろな他者との出会いのなかで未知の窓や盲目の窓を開くきっかけになるかもしれない。

けれども、本来の意味の情報の貧困(インターネットを使えない情報格差)からは離れてしまうが、むしろ、そのことこそが自分は(情報を扱えていないのに)情報を扱えているという自負を与えていることにはならないだろうか。

ネットはどうしても、主体的に調べた情報、もしくはその世代で一番トピックな話題が目の前に出てくる仕組みになっている。違う情報を仕入れるにはあえて、その情報を遮断しなければならない。

そういったいみでは、高齢者の人的なネットワークというのは強いものであるのだ。

ネットでは政治とかの発信主張はできるけれども、リアルでは言えないからこそ、幼稚な思考になるのか。定年退職後のお父さんが政治にハマるのはそうした理由か。リアルで意見を交わさないからネットにドップリになる。

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SNSによって窓が開かれにくくなる/ネットではフィードバックが返ってこないことが多い、リアルでの対話の前提ある信頼が欠けている?/SNSは異質な他者を遠ざけるので、未知の窓を遠ざける?/さまざまな情報を扱っている事こそが、実際は同質な意見のみを扱っているだけで、盲点と未知の認識は広がっていない/SNSは関係性が構築されにくいから、理解が深まりにくい?
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