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溶けそうな人
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臼井優
1966年から76年まで中国で毛沢東が主導した大規模な政治運動・権力闘争で、名目は「文化改革」でしたが、実際は失脚した毛沢東が党内の政敵(劉少奇、鄧小平など)を打倒し、自らの権力基盤を回復するために、学生・若者を中心とする「紅衛兵」を扇動して「造反有理(謀反には道理がある)」のスローガンで社会を混乱させた事件です。
これにより、文化財破壊、知識人・指導層の迫害・粛清が横行し、多くの犠牲者を出しましたが、毛沢東の死後に「四人組」が逮捕され終結し、後に中国共産党は「内乱」として総括しました。
主な特徴と背景
背景: 1958年の「大躍進政策」の失敗による毛沢東の求心力低下。
目的: 権力奪回と、社会主義社会における資本主義復活(走資派)の阻止。
主体: 毛沢東が扇動した「紅衛兵」(毛沢東を崇拝する学生ら)。
行動: 「造反有理」を掲げ、既存の権威(知識人、文化財、指導者)を攻撃・破壊。
結果: 劉少奇、鄧小平らが失脚。社会は大混乱に陥り、多くの死者を出した。
終結: 1976年の毛沢東の死後、「四人組」逮捕により終結(1977年終結宣言)。
党の総括: 1981年、「指導者の誤りによって引き起こされ、反革命集団に利用された内乱」と結論付け、全面否定。
影響
約10年間にわたり中国社会に深刻な混乱と損害を与え、現代中国の政治・社会に大きな禍根を残しました。
教育・文化・経済活動が停滞し、社会秩序が崩壊しました。

臼井優
中国(漢民族)が世界の中心であり、文化的に最も優れていると自負し、周辺諸民族を「夷狄(いてき)」と見なして文化の度合いで序列化する、中国独自の選民思想・世界観です。
儒教的な「徳」による天下包摂を目指す「華夷秩序(かいちしき)」を形成しましたが、中国の優位が揺らぐと排外主義にも転じ、現代中国にもその意識の痕跡が見られますが、「中華思想」という言葉自体は日本で使われることが多い概念です。
中華思想の主な特徴
自国中心主義: 中国(中原=黄河中流域)を世界の文明の中心と捉え、自民族の文化を絶対視します。
華夷秩序(かいちしき): 中国を「中華」、周辺異民族を「東夷・西戎・南蛮・北狄」に分け、中国の徳化によって天下を治めるという階層的な国際秩序です。
儒教との結びつき: 儒教の「王道」思想と結びつき、徳の高い君主が倫理によって天下を治めるという理想と関連します。
歴史的変遷:
優位時: 周代に始まり、漢民族の優位が確保されている間は寛容な「天下」意識として現れました。
優位否定時: 匈奴などの圧迫や異民族王朝(元・清)による支配下では、排外主義や「小中華思想」(朝鮮・日本など)の発生を促しました。
近代・現代: 「中華民国」や現在の中国では、「中華」は全民族を含む国家概念として使われつつも、その文化的な優越意識は現代の対外意識に影響を与えています。
日本での理解
日本で一般的に使われる「中華思想」は、中国の「華夷秩序」や「中国中心主義」を指す用語です。
日本や朝鮮(李氏朝鮮)などでは、中国文化の影響を受けつつ、自国を「大中華」に次ぐ「小中華」と見なす意識(小中華思想)も生まれました。
まとめ
中華思想は、中国が世界の中心であり、自国の文化・思想が優れているという考え方で、歴史を通じて中国の対外関係や世界観を形成しましたが、その内容は中国の優位性や周辺民族との関係性によって変化し、現代にもその影響が残る複雑な思想です。

遠野
回答数 231>>
多摩川が溢れると浸水する()

臼井優
共産主義の文脈においてヘゲモニーが重要になるのは、グラムシが「なぜ資本主義社会の支配が続いているのか」を分析した点にあります。マルクスは経済的要因を重視しましたが、グラムシは、資本家階級が単に経済力や暴力で支配しているだけでなく、文化的なヘゲモニーを確立することで、労働者階級からの同意(合意)を得ていると指摘しました。
したがって、共産主義革命を達成するためには、単に国家権力を暴力的に奪取する(機動戦)だけでなく、労働者階級が独自の文化や知的・道徳的改革を通じてカウンター・ヘゲモニー(対抗覇権)を構築し、市民社会における「陣地戦」を勝ち抜く必要があるとグラムシは主張しました。
要約すると、共産主義は目指すべき社会体制の「目標」や「理論」であり、ヘゲモニー(特にグラムシの定義)はその目標達成のために支配階級が用いる「支配戦略」の分析概念、あるいは変革主体が採用すべき「戦略的視点」の一つと言えます。

にゃーこ⑅⃛
お母さん名義で20代男性にマンション与えてて
その男性も滅多刺しでクローゼットに隠されてたなんて……
犯人だれなん…

臼井優
ある国家や集団が、政治的・経済的・軍事的に他の集団に対して優位に立ち、支配・指導する力や状態を指し、日本語では**「覇権」**と訳されます。
単なる武力による支配ではなく、**文化・道徳・教育などを通じた「合意」による指導(同意による支配)**のニュアンスが強く、マルクス主義思想家グラムシの理論で発展しました。
主なポイント
語源:ギリシャ語の「指導者」を意味する言葉に由来します。
国際政治:一つの国が世界経済や安全保障を主導する状態(例:パクス・アメリカーナ)を指します。
社会学・マルクス主義:強制力ではなく、イデオロギーや文化を通じて人々の「同意」を得て支配する、より巧妙な指導力や優位性を指します。
具体例:アメリカの経済的・軍事的優位性、あるいは歴史上の大英帝国の覇権などがヘゲモニーの例として挙げられます。
「ヘゲモニー」と「覇権主義(Hegemonism)」
ヘゲモニーが「支配・指導の状態」であるのに対し、**ヘゲモニズム(覇権主義)**は、大国がその支配権の確立や維持のために行う拡張的な政策や行動を指します。
このように、ヘゲモニーは力による支配だけでなく、文化やイデオロギーを通じた「指導」の側面も含む、多層的な概念です。

臼井優
たいこくのこうぼう
ポール・ケネディによる本
『大国の興亡』は、1987年にランダムハウスから刊行された歴史家ポール・ケネディの著作である。本書の主題は、1500年から1980年代までの大国の政治的・経済的台頭、およびその衰退の理由を探求することにある。
のりぞう
回答数 121>>
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とびた

サン
今週は、暑さが厳しい一週間でしたね
今晩は、チキンムニエル🐔🍳
麺類が続いていたので、
主食はごはんにしました


じゅん

しん

兎さん

つっち
ボチボチキンプラの特徴は?
ボチボチキンプラの特徴は以下の通りです。
ユニークなデザイン: ボチボチキンプラは、可愛らしいキャラクターや独特のスタイルが特徴で、特に若い世代に人気があります。デザインはシンプルながらも個性的で、見る人を引きつけます。
多様な商品展開: アパレルから雑貨、アクセサリーまで、幅広い商品が展開されています。これにより、様々なシーンで使えるアイテムが揃っており、ファンのニーズに応えています。
親しみやすい価格帯: ボチボチキンプラの商品は、手頃な価格で提供されているため、学生や若者でも手に入れやすいのが魅力です。
コミュニティの形成: SNSを通じてファン同士の交流が盛んで、ボチボチキンプラのファンコミュニティが形成されています。これにより、ブランドへの愛着が深まっています。
コラボレーション: 他のブランドやアーティストとのコラボレーションも行われており、常に新しいアイデアやデザインが生まれています。これが人気の一因となっています。
これらの特徴が、ボチボチキンプラの魅力を高め、多くの人々に支持されている理由です。

紙魚子

のもき
席の良さとホールの良さも相まって。

ジン@海
たちまちこんなとこか

こらる
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