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ぴょ
現代社会において、SNSは若者にとって欠かせないコミュニケーション手段となっている。LINEやInstagram、Xなど、日常的に利用するアプリを通して、いつでも誰とでもつながることが可能になった。こうした環境は人間関係を広げるうえで大きな利点をもたらしている。しかしその一方で、SNSが原因となるストレスや不安の増加が問題視されており、若者のメンタルヘルスに影響を及ぼしていると考えられる。
まず、SNS上では相手の行動や状況が可視化されやすいという特徴がある。既読やオンライン表示、投稿の時間など、相手の生活の一部が常に共有されている状態だ。こうした情報は本来知る必要がないはずのものであるが、それが見えてしまうために、返信の速度やオンライン状況から相手の気持ちを推測し、必要以上に不安を抱えてしまう若者が増えている。返信が遅れることは単なる忙しさやタイミングの問題であるにもかかわらず、否定的な解釈につながりやすい点がSNS特有の問題といえる。
さらに、SNSは人間関係の“比較”を強める場でもある。友人の華やかな投稿や、恋人との写真、趣味の充実した記録など、ポジティブな場面だけが切り取られて掲載されることが多い。そのため、閲覧する側は自分の生活と比較してしまい、「自分は何も成し遂げていない」「周囲の人のほうが幸せそうだ」と感じるケースも少なくない。SNSがもたらす理想化されたイメージは、若者の自己肯定感を下げる原因となっている。
また、SNSでのコミュニケーションは、文章やスタンプといった限られた手段で行われるため、感情の細かなニュアンスが伝わりにくいという課題もある。対面であれば表情や声のトーンで伝わる感情が、SNSでは誤解や行き違いを生むことがある。文章だけでは相手の意図が読み取りづらく、「そっけなく感じる」「怒っているように思える」といった過剰な推測につながり、関係がぎくしゃくしてしまうこともある。
こうしたSNS特有のストレスは、特に敏感な気質を持つ若者に影響しやすいといわれている。情報量の多さや人間関係の密接さが負担となり、SNS疲れを感じる人や、一時的にSNSを離れる“デジタルデトックス”を行う若者が増えている現状がある。
では、このような問題に対してどのように向き合うべきなのだろうか。まず重要なのは、自分にとって無理のないSNSとの距離を保つことである。通知を必要なものだけに絞る、見たくない情報をミュートする、使用時間を決めるなど、自分の心が落ち着ける使い方を探ることが必要である。また、SNSで得た情報をすべて事実だと受け取らず、表面的な情報に左右されない姿勢も大切だ。SNSは“生活の一部を切り取ったもの”であり、必ずしもその人のすべてを反映しているわけではないという認識が、ストレスを減らす手助けになる。
さらに、対面のコミュニケーションを大切にすることも、誤解や不安を防ぐうえで効果的である。文章では伝えきれない想いや表情は、直接会って話すことでより正確に伝わり、人間関係の安定につながる。SNSは便利なツールであるが、あくまで補助的なものであり、実際の関わりを置き換えるものではないという意識が必要だ。
現代の若者を取り巻くSNS環境は、多くの恩恵をもたらす一方で、心の負担になりうる側面も抱えている。大切なのは、その良さと危険性の両方を理解し、自分のペースでSNSと付き合っていくことである。今後、社会全体がメンタルヘルスへの理解を深め、安心して人とつながれる環境が整っていくことが望まれる。
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