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誰かくん

誰かくん

ようやく納得いくカタチでMix録れました

メロディック・テクノは「心を静かに照らす音」
その魅力に気付いてくれる人が一人でも増えたら

この🎧は次のMix候補です
GRAVITY

Canopée Des Cîmes

Jan Blomqvist

GRAVITY
GRAVITY24
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吉田賢太郎

吉田賢太郎

題名:白い残像、赤い記憶
​白い髪をなびかせて
死んだ魚のような、けれど鋭い瞳で
少年は、あるいは男は、戦場(ここ)に立っている。
​まとう服は、復讐者のそれ(縁)。
けれどその頬には、消えない「十字の傷」が刻まれ、
その手には、誰も殺さぬ「不殺(ころさず)」の誓いがある。
​「力があるのに、なぜ斬らない?」
​答えは、過去にある。
守りたかった人を守れず、
斬りたくなかった人を斬り、
愛と憎しみの狭間で、心は一度死んだから。
​彼は、自分の「業(ごう)」を背負っている。
それは、縁が求めた「家族の愛」であり、
剣心が求めた「新しい時代の平和」であり、
銀時が守り抜こうとする「魂の自由」だ。
​甘い菓子でごまかしても、
ふざけた言葉で煙にまいても、
その背中には、重すぎるほどの「昨日」が張り付いている。
​最強の力を持って、最低の絶望をくぐり抜け、
それでも「今日」を生きるために刀を振る。
それは、相手を傷つけるためじゃない。
自分の中の「呪縛」を、いつか「許し」に変えるため。
​白銀の髪は、きっとそのための光。
絶望を知る者だけが、本当の優しさに辿り着く。
​このポエムの本質(情報伝達のポイント)
​ビジュアルの本質: 「白髪」と「鋭い目」は、若くして老成せざるを得なかった、過酷な経験の象徴です。
​十字傷の本質: それは単なる傷跡ではなく、消したくても消せない「過去の失敗」や「後悔」という、誰もが心に持つ呪縛を表現しています。
​不殺(殺さず)の本質: 圧倒的な力(才能や知恵)を持ちながら、それを誰かを傷つけるために使わないという「意志の強さ」こそが、真の強さであることを伝えています。
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GRAVITY1
Sui͛.*🍃💠 𓂃𓈒

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MVがホントにかわいくて素敵
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アクア−Devil

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タイトル:**「氷の歌が聞こえる夜」**

最新鋭のLNG運搬船「オーロラ・ブレス」は、
世界で最も静かで、最も冷たい船だった。
174,000立方メートルのメンブレン型タンクに、-162℃の液化天然ガスを満載し、
まるで巨大な銀の鯨が深海を泳ぐように、北極圏から日本を目指していた。

乗組員はわずか28名。
その中で一番若い三等航海士・悠真(ゆうま)は、
毎晩のようにイヤホンで同じ曲を聴いていた。

「誰かの支えになっている音楽」
――古いインディーズバンドのバラード。
誰が歌っているのかも、なぜこんな曲を好きになったのかも、もうほとんど覚えていない。
ただ、波の音とエンジンの低い唸りに埋もれそうなとき、
この曲だけが、自分の心臓の代わりになってくれた。

その夜、ベーリング海峡を抜けて間もない辺りで、
異変は突然やってきた。

「…金属が、泣いてる?」

機関室からの異常報告。
タンクNo.3の内壁に、肉眼では見えないほどの微細な亀裂。
極低温のLNGが、ほんのわずかに染み出し、
船体鋼材を内側から脆くもろく蝕んでいく。
最新鋭の船のはずだった。
最新鋭であるが故に、誰も経験したことのない冷たさと圧力の境界線で、
誰も予測できなかった破局が静かに始まっていた。

船長は決断を迫られた。
最寄りの港まであと38時間。
そのまま進めば、ほぼ確実に船体は二つに割れる。
LNGが一気に気化し、BLEVE(沸騰液体膨張蒸気爆発)を起こす可能性が高い。
最悪の場合、数万トンの天然ガスが火の海となって海面を覆う。

「全員、救命ボートへ。
俺は残る。自動操縦で、できるだけ陸から遠ざける」

誰も動かなかった。

「……船長。あの曲、聴いたことあります?」

悠真が、震える声で言った。
スマホの画面には、あの古いバラードが流れている。

「俺、この曲聴いてると、
誰かが俺のこと、ちゃんと見ててくれる気がしてたんです。
……今度は、俺が見てる番だと思うんですよ」

一瞬の静寂のあと、
機関長が低い声で呟いた。

「…アホか。
けど、悪くないアホだな」

結局、28名全員が残った。

彼らは最後の12時間、
可能な限りの応急補修と、LNGの移送と、
そして何よりも「時間稼ぎ」を続けた。
亀裂は広がり続け、船は徐々に傾き、
金属の悲鳴が甲板に響き渡る。

それでも、ブリッジのスピーカーからは、
あの曲がずっと流れていた。
誰のための歌なのか、もう誰にもわからなかった。
ただ、28人が互いに目を合わせて、
「まだ大丈夫だ」と言い聞かせるための、
最後の支えだった。

そして夜明け前、
奇跡的に日本の沿岸警備隊の大型巡視船と、
近くを航行していた商船三井の姉妹船が到着した。

最後の瞬間、船体は真ん中から大きく裂けた。
しかしLNGの大半は既に移送され、
爆発は起きなかった。
オーロラ・ブレスは、静かに、
銀色の氷の粉塵を撒き散らしながら、
海に沈んでいった。

後日、生存者28名は全員、生還した。

悠真はインタビューでこう言った。

「俺たち、別に英雄なんかじゃないです。
ただ……誰かが聴いてくれると思ってた音楽が、
最後には俺たちを支えてくれてた。
それだけなんです」

今でも、
日本に向かうLNG船のブリッジでは、
時々、あの古いバラードが小さく流れているという。

誰かの支えになっている音楽は、
たとえ船が沈んでも、
決して沈まないらしい。

(終)
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