主人公は在マレー華人。マレーシアへ行っても、台湾でもよそ者だ。華人が、マラヤに開拓民として行ったルーツを持つ。ルーツと言ってもただ古いものを守ってきただけではない。肌合いの合わない異人種と断絶しながらも少しずつ受け入れてもきた歴史こそがルーツであり、自らに根を張ることなのだと。