私が通っている道場では特に決まった稽古着はないので、剣道着、柔道着、空手着など皆手に入れやすいものを使っています。

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げんぞう

2025/08/11

私が通っている道場では特に決まった稽古着はないので、剣道着、柔道着、空手着など皆手に入れやすいものを使っています。
ただ、袖は肘が出る丈というのが望ましいです。
理由は剣術の稽古の時に柄が袖に引っかからないようにで、市販の剣道の稽古着では袖が長いので私は袖を詰めて使ってます。

とはいえ柔術の稽古でも稽古着を引っ張ってどうこうするという稽古は行わないので、稽古着でなくてもTシャツ短パンでも問題ありませんし、実際夏場の稽古ではTシャツ短パンでの稽古を可としています。

大学時代に通っていた、杖術と柔術の道場で聞いた話では、今は柔道着があるけど昔はそんなものはなかったので肌襦袢で稽古をして、破れたところを繕いながら稽古を続けていくと自然と今の柔道着のような厚い刺し子の稽古着になったので、稽古着を見れば腕前が分かったらしく、それが今で言う帯の色のもうなものだった。と言っていました。

現代の空手着は柔道着を真似て作ったものですが、個人的には昔は南方の中国武術のように袖なしの上着に膝上の短パンで稽古していたのではないでしょうか？
空手は基本的に屋外での稽古ですので、その方が都合が良いような気がします。

稽古着はその武術の特質や稽古環境が反映されるので非常に面白いと思います。