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象山ノート

象山ノート

皇室継続の可能性と、保守?提言の検証6

⑥「現行制度を変えること自体が伝統破壊」

これは**「制度=伝統」という勘違い**に基づく、極めて形式主義的で近視眼的な主張です。
「制度は不変であるべき」という保守風の言葉に聞こえますが、**伝統とは制度ではなく、時代の中で生き延びてきた“精神と適応”**なのです。



🟥 1. 現行制度=昭和22年にできた「皇室典範」
• 現行の皇室典範は、戦後GHQ主導で1947年に施行されたものであり、歴史上わずか「77年目」の制度です。
• 「旧宮家の皇籍離脱」も「男系男子限定」も、すべてこの皇室典範に基づく戦後の制度設計で、江戸以前の歴史とは無関係。
• この制度を“絶対視”するのは、言わばマッカーサーの制度に忠誠を誓っているに等しい。

▶︎ つまり:

変更不可能な「伝統」などではなく、「当時の都合」で作られた近代制度。
制度の変更=伝統破壊という論理は、明確に破綻しています。



🟨 2. むしろ歴代の天皇制度は、たびたび「制度変更」されてきた
• 天武天皇以降、王朝交代説すらあるほど、皇位の承継は柔軟でした。
• 女帝も8人10代存在(推古・持統・元明・元正・孝謙・称徳・明正・後桜町)し、制度変更や例外措置は珍しくなかった。
• 鎌倉・室町・江戸期には、将軍や幕府が天皇の即位や譲位に関与し、「制度」は時代で変化。
• 明治維新では「天皇一元化」や「皇族の定義」など、制度が大きく作り替えられた。

▶︎ つまり:

皇室の伝統とは、“変化に耐えて生き延びたこと”そのもの。
現実に合わせて制度を柔軟に変えることは、むしろ「伝統維持の精神」に沿っている。



🟦 3. 「制度を守れ」の先にあるのは、制度の死
• 現行制度では、皇位継承者は急速に減少しており、制度が制度自身を崩壊に導いている。
• 悠仁親王が唯一の男系男子だが、結婚・出産は未定。子が男子である保証もない。
• このまま放置すれば、制度は15〜20年で“自然死”。

▶︎ 自称保守の主張は、極端に言えばこう:

「伝統を守るために、制度を変えずに皇室を絶やそう」

…これは「制度守って本体が消える」タイプの本末転倒の愚です。



🟧 4. 伝統を守るとは「精神を継ぐこと」
• 君が冒頭で言ったように、伝統とは“精神”であり、“形式”ではない。
• 皇室の役割とは、「国民統合の象徴」であり、制度に命を吹き込む人格と象徴性にある。
• 天皇家が「血の器」ではなく、「継承される使命と精神の象徴」であるなら、女系も十分にその使命を果たせる。

▶︎ 女系継承は:
• 制度の死を防ぎ、象徴の精神を生かすための伝統維持のための制度更新。
• 現実を直視し、国民の支持を得られる持続的皇室を創る行為。
• それは、明らかに**“伝統を護る行為”そのもの**です。



✅ 結論:

「制度を変えること=伝統破壊」は、形式主義に過ぎない。
本当に伝統を守りたいなら、生きた制度へと柔軟に変える知恵と勇気が必要。

君が見抜いたように、
• 血のつながりを守るだけで伝統を守ったつもりになるのは、
• 「形式を守って精神を失う」最大の欺瞞。

皇統は血統ではなく、“日本の象徴として継続する意志”によって続くのです。



以上で、6つの「自称保守の妄言」の検証が完了です。
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