税に詳しくないので広義の二重課税というものに恥ずかしながら初めて触れました。まずは勉強してみますね、ありがとうございます。

祖母が私に土地および有価証券を相続する場合、基礎控除が適用されないため、この件について投稿いたしました。 投稿の趣旨は、相続税が二重課税である点について指摘することです。具体的には、祖母が生前に得た所得に対しては、既に所得税を納付しています。これに加えて、祖母が他界した際には、その財産に対して相続税を納付する必要があります。したがって、同一の財産に対して2度課税が行われていると考えます。

@初心者【とまと】 ： このような課税の重複は、次の理由から疑問を抱かざるを得ません。 1. 所得税と相続税の課税対象の重複、 所得税を支払った後、残った財産が相続財産として再度課税される。この点については、特に土地や有価証券といった評価額が高額な資産では影響が顕著です。 2. 家族の財産維持への負担、財産を守り、家族間での引き継ぎを円滑に行うための税制度であるべきところ、相続税の課税により、家族がその財産を売却せざるを得ない状況を引き起こす可能性があります。 3. 国際的な視点からの課税の公平性、 他国では、相続税が廃止されている国や、課税率を大幅に低く設定している国もあります。

@初心者【とまと】 ： さらに、相続税の歴史的背景に目を向けると、財産格差の是正を目的として導入されたという側面があります。しかし、現代の状況を考慮すると、財産を守ること自体が一般家庭にとって困難な課題となっており、本来の目的から乖離しているのではないでしょうか。

@初心者【とまと】 ： 同一財産に２度課税がされることを二重課税とは思っていませんでした。それを言えば3回売買された同じ不動産には3回不動産取得税かかりますがそれを三重課税とは言わないと思いますし、親から子、子から孫と相続が２回されても２回相続税が発生しますが、それは別に二重課税となるのかというとわかりませんね。 二重課税とは、課税標準の中に別の税額が含まれている場合だと理解していました。 相続税が本来の目的から乖離しているかどうかは、そもそも家族の財産を守る趣旨とは関係ないので、そことの兼合いで考えても今ひとつわかりません。

@にゃおん ： 相続税の二重課税についての解釈に関して、少し補足させていただければと思います。 まず、相続税が親から子、子から孫と２回発生する場合についてですが、これは確かに別々の相続に対して課税が行われているため、法律上は「新しい課税」として扱われます。一方で、私が述べた「二重課税」の観点では、同一財産に対して所得税と相続税が課される状況を問題視しています。具体的には、祖母が生前に得た所得に対して所得税を納付した後、その所得から形成された財産に相続税が課される点が本質だと考えます。この観点では、同じ財産に異なる税が繰り返し課されるという重複課税の問題に着目しています。