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らいと
イルカ『なごり雪』
もうすぐ春
なごり雪とは、春が来て最後に降る雪のこと
終雪ともいう
東京では2月下旬にさしかかるこの時期に雪は割とよく降る
僕の高校入試の日も雪が降りしきっていた
それゆえ
東京では3月のはじめに降る雪がなごり雪になることが多い
4月に東京に大雪が降ったこともあった
まさに季節外れの雪
この歌の作者の伊勢正三は、南こうせつとかぐや姫のメンバーになり、1974年、21歳の時に初めて一曲作ることを任された
大分県津久見市出身の伊勢は東京と大分をつなぐ国鉄ブルートレインを思い浮かべた
東京の夕方に乗り16時間後、翌日大分に着く
いつも大分や津久井駅への郷愁をさそわれていた
そんなことを考えているうちに
サビとメロディが浮かび
東京駅を出発するブルートレインを待つ男女
線路脇にはなごり雪が積もっていく
そんなストーリーをつけていき
作ったのがこの曲
早速、南こうせつに聴かせる
思ったよりウケが悪いと思った伊勢は一晩かけてもう一曲『22歳の別れ』を仕上げる
南こうせつは伊勢の才能に衝撃を受けた
そしてこの2曲を次のシングルにしようとした
しかし
『神田川』のヒットで売れっ子となっていたためいつの間にか別の曲がシングルリリースされ、映画も作られてしまい、南は自分のバンドではなくなったとかぐや姫の解散を決断することとなる
かぐや姫はコンサートで『なごり雪』を披露し、そのたびにファンのウケがよかった
かぐや姫のツアーに同行していた事務所の後輩のイルカはそれをよく知っていた
伊勢正三は、
かぐや姫解散後作ったフォークデュオの風のデビュー曲に『22才の別れ』を選んだ
まだシングル化されていない『なごり雪』
イルカにオファーがされた
これは同じ事務所のイルカの夫でマネージャー、元シュリークスの神戸和夫の発案
イルカはかぐや姫の人気の持ち歌を歌うのは申し訳ないと伊勢に相談
むしろ「歌ってくれたら嬉しい」と励まされ、シングルリリースを決意
これが後に学校の歌集に載るスタンダード・ナンバーになっていくのだった
なごり雪
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らいと 投稿者
かぐや姫『なごり雪』
なごり雪
かぐや姫
らいと 投稿者
伊勢正三『22歳の別れ』
22才の別れ (1977渋谷公会堂)
伊勢正三
コーヒー牛乳
なごり雪 大好き。古い携帯はずーっと 着信音これだった。