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ほむ

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暇潰しに昔話、2月なので節分のお話。
節分の鬼といえば豆で撃退できると言われています。
この鬼とは邪気を指していて、地獄の鬼とは別物です。
邪気は病の元と考えられていたので、節分で厄祓いをして一年の無病息災を願っているのです。
中国では鬼と書くと『悪霊』を指します。
さて、色んな説がある鬼のお話。

昔、一人暮らしのお爺さんがおりました。
お爺さんは若くして嫁と一人息子を亡くしており、今日も長生きをしてしまったと悔いる日々。
そんなお爺さんが節分で「鬼は外、福は内!」と豆を撒いている親子を見ます。
お爺さんは独りぼっちの家に帰ると、こんな寒いのに外に追い出される鬼が可哀想だと思います。
お爺さんは豆を撒いて「鬼は内、福は外!」と真逆の事をやったのです。
すると、暫くして戸を叩く音がしました。
戸を開くと、そこには赤い鬼がいました。
鬼は「豆を投げられて困っていた、内にあげて欲しい」と頼み、お爺さんは寂しさから承諾します。
すると、お爺さんの声を聞いていたのか、次々と色んな鬼がやって来て「俺も入れてくれんか」と頼みました。
鬼達は上げてくれたお爺さんへのお礼に、お酒や食べ物、金銀財宝を持ち寄って宴を始めました。
お爺さんは楽しい気分になって鬼との宴会を楽しみました。
節分の日が終わると、鬼達は帰っていきます。
帰り際に「来年もよろしく!」と言って帰っていきました。
お爺さんは家族の墓の前に行くと拝みました。
「すまねえ、ワシは来年も鬼さんをおもてなししなきゃならねえから、まだまだそっちには行けん」
お爺さんは悔いる日々から、節分を毎年楽しみに生きることにしました。
この宴会はお爺さんが亡くなるまで続いたという。

いかがでしたか?
寂しいもの同士が寄り添って生きていく、助け合って生きていく、優しい世界観のお話です。
僕はこのお話が好きです。
鬼の優しさがお爺さんを救ったお話でした。
#日本昔話 #昔話 #節分 #鬼
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