龍笛10年修行の旅路～雅楽器と格闘する日々～

龍笛（雅楽の横笛）を10年近く練習している。とはいえ、もともと音楽が絶望的に苦手なので、全然上達しないのだけれど。

少しでも上手くなりたいと思い、まずは触る機会を増やそうと、常に鞄に入れて持って歩くことにした。そうすると気になり始めたのだが、私の龍笛（所謂「プラ管」）には、BPA・BPSやPFASなどの有害物質が使われているのだろうか？

龍笛は口に付けるものなので、有害物質の経口摂取は気になるものだ（それとも、演奏するだけで体内に取り込まなければ害はないのか？）。この龍笛を購入した際、趣味として続けられるかわからないものに大金は払えないと、廉価版のプラ管（プラスチック樹脂製）を選んだ。当時5,000円ほどだった。竹製の（本物の？）龍笛は、安いものでも20万円ほどしたと思う。

そうこう考えているうちに、小・中学校の時に練習させられたリコーダーも、安全なものだったのだろうか？と今更ながら気になってきてしまった。

音楽が劇的に不得手な私だけれど、今は『もののけ姫』中の「アシタカせっ記」を吹けるようになりたいと考えている。…だとすると、竹製の龍笛に買い替えた方が良いのだろうか？竹製は竹製で、また別の有害物質が使われていそうだけどね。