何処にも吐き出せないからここに置いておいた。感情はナマモノだったようで、気づかないうちに腐ってしまっていた。誰にも見えない化膿の跡にそっと、針を突き立てた。傷口を柔らかに苦しめると、少し楽になれてしまう自分が怖かった。