ちょっと世界による悪意にも作為にも感じる流れだと思っているので代弁者として出てくるキタローくんはかなり性格が悪い。キタローの個人の性質が反映されるため、(大いなる意思には感情的なものない)ある主の無邪気さではなく、罪悪感や露悪的な人間チックな話し方をする
そういう、弟達を愛する気持ちからいろんな世界への興味を広げていくお兄ちゃんも、もしかしたらその先にはいたかもしれないなあと思うとやっぱり少し寂しくなるわけだけれど、それでもお兄ちゃんが一所懸命力の限りゆうじを守り切ることに全力を尽くして愛を貫いた姿が愛おしいという気持ちに落ち着く