病気のことを話せなかったあの頃｜GRAVITY(グラビティ) SNS

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おこめ

2024/01/28

私の手術や、がんのこと知らない友達も今日いて話をしていたら『なんでそんな小声で喋ってるの？笑』と言われもう1人の友達が話に割って入ってくれてそのまま病気のことは言わずに終わった。

お店で、聞き返されたり電話では『もしもし？電話が遠いのですが。』と言われることもある。
友達の行きつけのお店に連れて行ってくれた時、威勢の良い年配の女性が『なんだい！蚊の鳴くような声して！腹から声出しな！』と2度言われてしまって、手術して声が出なくてと説明すると『え？！何の手術よ！』と聞かれたので答えるとすごく戸惑った顔した後に、『これ食べたら治るから！』と元気よく言ってくれた。

少しして、友達とまた会った時に『あのおばちゃん、おこめちゃんのこと気にしてたよ。あんなこと言って、がんだって言われて凄くびっくりしたって。自分も喉の病気と言われたばかりでタバコやめたところで、そのタイミングで…って。
おばちゃん、忙しいしいつも声なんてかけてこないし普段人のこと覚えてないんだけど、気になってしかたなくてって言ってたよ。』って。

それを聞いてた親友が、『おこめちゃん、ヒロキ（他の友達）も心配してたし、みんなに愛される女だねぇ。』とニコニコして言ってきた。

知らないで、笑ったり嫌そうな態度の人もいるけれど、世の中それだけではないのよね。

愛される女でいることは、感謝して私も愛を持って人に接したり手を差し伸べられる人でいたいなと思うのです。