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中大兄ショータ
題名『レミーマルタン』
シャルルは小さなフランスの町に住む腕利きなブランデー職人で、息子のエティもまた、ブランデーへの情熱を受け継いでいた。彼らの蔵は、美しいブドウ畑に囲まれ、太陽の光が煌めくフランスの風景の中に佇んでいた。
父と息子は、代々受け継がれてきた秘伝のレシピを守りながら、レミーマルタンの独特な味わいを創り上げていた。ブドウの実から丹念に抽出された芳醇なエッセンスは、甘さと深いコクが調和し、その独自のフレーバーはまさに芸術品のようだった。
ある晩、蔵の中でシャルルとエティエンヌは、新しいバッチの仕上げに没頭していた。キャラメル色に輝く液体が、オーク樽でじっくりと熟成され、時間とともに豊かな香りを纏っていく様子は、まさに神秘的だった。
「エティ、このブランデーは家族の誇りだ。代々受け継いできた技術と愛情がこもっているのだよ」
シャルルは誇らしげに語りかけた。
息子は父の言葉に真剣な表情で頷くと、静かな夜の中で蔵の扉を開けた。フランスの星空がキラキラと輝き、静けさの中に蔵の中から漂うブランデーの香りが満ちていた。
「これがレミーマルタンの真髄だ。一滴一滴が、時間とともに育まれてきたものだ」
シャルルがそう言いながら、父子は小さなコップにブランデーを注ぎ、ゆっくりと味わい始めた。
口に含んだ瞬間、エティエンヌは驚きの表情を浮かべた。
「父さん、これは、まるで幸せを感じるような味わいだ」
シャルルは微笑みながら応えた。
「そうだろう、息子。このブランデーは、私たちの手で育てられた幸せな時間の結晶なのだ」
二人は黙々と、贅沢な時間を共有しながら、フランスの夜を彩る星々の下で、家族の絆とブランデーの美味しさを心に刻んでいった。
#ショータ小説
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素敵すぎる、、、 立て続けに3回読んでしまった。 目を瞑るとフランスの美しい田舎町と葡萄畑が浮かび、静寂の中香り立つブランデーの揺らめきが浮かび、なんだかもううっとりしてしまう。 文章を読むだけで酔ってしまいそう。 素晴らしいお話でした。 さすがショータさんです!! ありがとうございます。