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てと
ヒトコトでも描写の感想を言うと
ネタバレになるから難しいが、
観て、ネタバレにならずに感じたコトを
伝えたい…
とにかく背景が美しかった。
過去イチだと思う…
僕は現在
恥ずかしながら、作家ではないが
絵描くお仕事も時々あり、
80年代初頭、デザイン科高校生の頃から
宮崎駿作品による
画風の影響をかなり受けた。
僕の場合は
ストーリーやキャラクターより、
背景画の細やかな美しさが素晴らしかった。
日本の昭和の森や草花、移りゆく空や雲。
異国の建物、異国の空や草花。
宮崎作品には
幾人かの美術職人さんが周りにいた。
色彩設計の保田道世さんは
セル画の配色の極みの達人であった。
当時、ドキュメンタリー番組で
保田道世さんのアトリエには
ご自身で配色されたセル画用絵の具の
小瓶が何百本も保管されてある光景を
覚えている。
おそらく宮崎駿監督の細かな注文、
~関東に咲くなになに草は
「黄色がかったくすんだ薄緑…」などに
指定に答えるように
様々な配色をして表現されていた。
現在の技法は
おそらくほぼデジタル化されてあるかと
想像するので、色指定もCMKYなど
自由自在に色彩設計の濃淡が
また違う才能あるエンジニアの技だと思う。
今回の作品は
最初に言ったように
背景画があまりに美しく、
今の時代は背景画もデジタル技術だろうか?
…などと思いながら、映画を観ていたが、
エンドロールに
背景画スタッフさんお名前の中に
男鹿和雄さんを発見し、
あの美しい背景画の数々は
男鹿さんの手描きであった事を知り、
デジタル画では無い事を確信した。
男鹿和雄さんは
トトロの美しい日本の森や
移りゆく夕焼け空などの背景画や
もののけ姫では
古代日本の異世界の森や湖などを
素晴らしい描写で表現される
背景画職人さんである。
色彩設計の職人、保田さんは
残念ながら2016年に急逝されてあるが、
今回の作品では
まだまだ宮崎作品の技法を
職人魂の沢山のスタッフさんの手により、
大切に
継承されてある事には
賞賛しかないと思っている…
#君たちはどう生きるか
コメント
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來弥(β
グラニフみつけたぞぉぉぉぉぉ!!!

レキ

ちゃす

ふくっ
千葉が勝ったから今節での長崎のJ1昇格はお預け。
水戸は最終節で大分に勝てば昇格やけどGKの出場停止は痛いな。
長崎は徳島に勝てば文句なし優勝と昇格。
徳島は今節勝てば自動昇格の可能性残るから最終節めちゃ面白くなるやん。

りむ@ウ
いい加減変えるか?

鴇埜

かぼす
まだ大丈夫とは思うけど、返し馬見て判断したい。

なつみ@
渋谷いくぜ

リク

🍜りゅ
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りい
てとさん、こんにちは! メッセージありがとうございます。気づかず遅くなりました。 私はジブリファンですが、実は背景画と音楽のファンです。男鹿さんが描く緑と山本二三さんの描く空が大好きです!ジブリ美術館に行った時に聞いたところによると、実際にはシーンによって担当者がいるようで、重要なシーンほどベテランの背景画家さんが描くそうです。 ちなみに保田さんが作品ごとに選んだ絵の具の小瓶もジブリ美術館に展示されてます。 今はセル画部分はデジタルですが、ジブリ専用のソフトを使っているため、他の制作会社の方は使いこなせなくてジブリのベテランさんが塗ってるそうです。 今作も世界観が美しかったですね[大笑い]