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かなめん
小学校を卒業した次の日。俺らは公園で遊んでいた。
「もう小学生じゃないんだよなあ」
と、俺が言うと。
「そうだよなあ。過ぎたら、あっという間だったなあ」
と、カミが言った。
「ところでさあ、俺たち小学生でも中学生でもないじゃん。これって何て言うのかな?」
と、コウが言った。
「えっ!まだ中学校に入ってないんだから小学生でもいいんじゃない?」
と、カミが言うと。
「いやそれはおかしいよ!小学生では絶対ない!」
と、コウは言った。
「じゃあなんだよ!?」
と、カミが言うと。
「そっ、卒業生だよ!」
と、コウ言うのを聞いて。
「「そっかー!」」
と、その場は俺もカミも納得した。
その日の夜、仕事から帰って来た親父に俺は聞いた。
「お父さん、小学生でも中学生でもない今の事を、何て言うの?」
と、俺が言うと親父はビールを飲みながら、しばらく考えて。
「無職なんじゃない?」
と、言った。
俺は、それを聞いて『そうなんだ!』と思って、明日みんなに教えてやろうと思ったのだった。
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