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生活

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年末年始は世の中が非日常を作っていて、いつも開いてるあの店も閉まっていたり、いつも動いているあの時間も電車が動いてなかったり、とにかく時が止まったような空気を漂わせている。
それでも非日常の中で娯楽に心酔する人たちのために労働をしていることを忘れてはならんと思う。享楽にふける人間は、まるで自分が天下を取ったみたいに振る舞うが、貴様がそのように笑顔でいられるのは、他人が休んでいる時も働いている人間がいるからなんだよ。と、やたらと今年の年末年始は考えていたりした。年末年始に精を出して働いた人は、年末年始でヘラヘラ酒飲んでいる人達がこの後日常に戻って苦しんでいるときに、きっと笑顔で酒を飲めるはずだわ。と、勝手に祈りを捧げたりした。
かく言う自分は家でじっと本を読むか、親が寝た後に散歩をするか、このアプリで音楽を流すかなどをしていた。本を読むという行為は、その時だけは異空間に入り込める。まるで自分が日本のこの片田舎で細々と生きていることが嘘であるかのように、世界が変わる。そして言葉に打ちのめされる。
散歩も異空間に入れるときがある。いつもと違う道を歩いていると、こんなところにこんな雑草が生えていたんだとか、空を見上げると案外でけえ空だなと思ってみたり。地図は見ないで歩いてみる。ずっと住んでいた町が、知らない町になることがある。その瞬間がとても嬉しい。
鷲田清一が「京都の平熱」という本で書いていたのだが、都市が都市らしくあるためには、〈反世界〉への入り口がなくてはいけない。という言説が好きだ。
樹齢何千年という大樹は、私たちが生きているスケールとは違う時間空間を生きている。日常から飛びさせてくれるのだ。
寺社も「生と死の回転扉」だと言う。あなたと此方をつなぐ、入り口なのだ。反世界に行ける場所があることはとても重要である。
日常の鬱屈とした世界から抜け出せる。
しかしながら現代はすべてが消費の記号で埋め尽くされていると私は思う。
年末年始の非日常なんて資本社会が経済を回すために扇動しているにすぎないと思う。本来反世界への入り口である神社も、年末年始は屋台や出店が搾取をしてくる。自分はそんなところで反世界へは抜け出せない。
知らない路地裏、暗渠、カートヴォネガットの小説、このクソみたいなアプリで音楽を聴いてる人、こっちの方が反世界への入り口な気がしている。
そういえば、貸してくれとも言ってないのに勝手に本を貸してくれた同僚の本、この休みに読もうと思ったけど、結局読んでないな。
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ゆうくん

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社不クズオペ看

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まお

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【名前】まお
【趣味】犬、音楽、バイク

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