いいわるは、実行犯は宇都見だったけど、計画をしたという点での真犯人ってことで、真犯人はイマクニと東雲ってことだったんですかね？

土というのは地球上にしか存在しない

そもそも土とは
砂や粘土に腐植が混ざったもので
多くの微生物や栄養を盛り込んだものになる

この土から栄養を吸収し植物が育ち
また植物が枯れて土に戻るという循環で
今の地球の表面には約1mほどの
土が敷き詰められているそうだ

この土、実は10年に約1cmほど減っていて
自然に1cm積もらせようと思えば
100年から1000年かかると言われている

何故、減っているのかと言えば
それは人間が食糧を得るために
肥料を撒き作物を育てているせいだったりする

1900年ごろ
世界人口は16億で止まっており
これ以上は増えることはなかった

作物を含む植物は
リンやカリウム、窒素などの栄養素を
土から吸収して育ち枯れて地面に落ちて
また土へと栄養素を戻して循環させている

つまり地球上で育つ作物の数や
それらを食べ生きる生き物の数は
一定の数以上は増えない構造となっている

そこで
フリッツ•ハーバーとカール•ボッシュは
化石燃料から窒素やリンを取り出す
ハーバー•ボッシュ法というのを見つけ出した

化石とは今から4億年前に
植物や動物が分解されずに地面に倒れ
炭素と結びついて出来たものなので
数に限りがある有限資料である

その有限資料を使って
無理矢理に窒素やリンを生み出して地面に撒く
いわゆる肥料が完成したことで
植物は栄養を含まない土からでも
育つことができるようになった

そうして食べ物が増えることで
今や人口は87億を超える結果となっている

無理して植物を育てていて
かつ材料が限られている手法なため
土や化石は次第に減っていっている
というのが現状だったりする

人間に土を作る技術はまだなく
窒素やリンも昔の遺産からしか生成できない
いつかそれは枯渇して食べ物が不足し
人口は半分以上減るだろうと推測されている

言ってしまえば
月収5万円なのに昔の貯金で大豪遊して
友人が増えているみたいな状況なので
貯金が尽きれば月収5万円生活で一人だよね
みたいな話ではある

自分たちが生きている間は
とりあえず関係ない話だけれど
いつか大問題になるんだろうなあ