密告されてぇな｜べるの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

妻に七夕だからプロポーズの詩を書いてほしいとリクエストがありました

詩人として、これは中途半端なことはできないぞということで深夜遅くまで、プロポーズの言葉を磨いています

「この世でも妻さんに出会いたくて、後ろ髪を見失わないように追いかけて生まれてきました。前世の、そのまた前々世の記憶がなくても、妻さんとSNSで知り合った時にかけてもらった言葉の香りに、懐かしさと変わらぬ鮮やかな羨望の想いがよみがえってきて、やっとたどりつけたと安堵しました。入籍して一緒に暮らして、決して裕福とは言えない営みの中で、いつも爆笑、大爆笑の連続。互いの痛みや、痒み、弱いところを補い癒しつつ、悲しみを乗り越えつつ、一日いちにち、遠足みたいに、美しい景色を見ながら、美味しいものを食べながら、楽しみながら過ごしてきました。とっても甘えることが上手で可愛い妻さん。私の心の痛みを上手に解きほぐす妻さん。しゃべっていても黙っていても楽しい妻さん。寝息や寝言にすら安らぎを感じる妻さん。ユーモアと愛と優しさで包んでくれる妻さん。私のにぎやかなトークと過剰な愛を上手に受け止める妻さん。何度生まれ変わっても妻さんの隣でいたい。出かけ先から私は、家に帰ってきているのではなくて、妻さんのところへ帰ってきている感覚です。こんな世知辛い世の中ですから、賢く逞しく生きていきましょう。長生きしてやりましょう。私は妻さんが亡くなって、手続きや後片付けをひと通り済ませてから後を追うようにこの世を去ります。約束ですね。そして、またどんな時代も殺伐として世知辛い世の中ですから、二人で一緒になって、大爆笑しましょう。私は妻さんを愛しています。これからも仲良く楽しくやっていきましょうね。」