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らんぷ ❅꙳

らんぷ ❅꙳

藤澤涼架くんのショート動画を見ていた。
電子ピアノで演奏している動画。
「普段ぽやぽやしているのにかっこいい」
とコメントが付いていた。

それを見てなのかは不明だが、私がピアノを弾いているとよく家族から「両手で違う動きができるのがすごい」と言われていたのを思い出した。
不快ではないが、褒め言葉ではないと捉えていた。ピアノは基本両手で弾くものだから、構造的にそうなだけであり、私は「両手それぞれ違う動きを頑張ろう」と努力している訳でもない。

そこまで考えている間、左腕が震えていた。
4年前に初めて鬱を自覚した時、気分転換のために実家にあるピアノを弾こうとしたが、左手の震えが邪魔してうまく弾けなかったのだ。とてもショックだった。

中高や専門などの卒業アルバムへの寄せ書きで、9割の級友に「〇〇ちゃんはピアノが上手で、」と書かれてきた人生。「私にはピアノしかないのか」と何度嘆いたことか。(まあ心を開くのが苦手であまり深い交流ができず、みんな私がどんな人間なのかわからなかったからピアノを挙げるしかなかったのだと理解はしている)

そんな根暗エピソードは置いておき、ピアノは自分としても他者評価としても「得意な方」と位置付けていたから、それが失われた感覚になり、私には何が残るんだろうと落ち込んだのだ。

左腕の震えはストレスが溜まると頻繁に訪れた。中学生ぐらいからだと記憶している。最近はあまりなかったけど、こうやって好きなアーティストの動画を見ていてもトラウマを思い出すぐらいにはまだ根強い。

ピアノは、脳がクリアじゃないと「たのしい」という気持ちで弾けないのだ。なにか少しでも義務的になると思考回路が乱れて弾けなくなる。

また今度実家に寄ってピアノを弾いてみよう。
自分の心理状態になにか気づきを得られるかもしれない。
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