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ランワイン
直子も何度かそういった話をしてくれた。彼女の言葉を一言残らず覚えている。
「なんて呼べばいいのかわかんないわ」
直子は日当りの良い大学のラウンジに座り、片方の腕で頬杖をついたまま面倒臭そうにそう言って笑った。僕は我慢強く彼女が話しつづけるのを待った。彼女はいつだってゆっくりと、そして正確な言葉を捜しながらしゃべった。
向い合って座った僕たちの間には赤いプラスチックのテーブルがあり、その上には煙草の吸殻でいっぱいになった紙コップが一つ置かれていた。高い窓からルーベンスの絵のように差しこんだ日の光が、テーブルのまん中にくっきりと明と暗の境界線を引いている。
テーブルに置いた僕の右手は光の中に、そして左手は翳の中にあった。

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