投稿

あ

関連する投稿をみつける

彩積


雨頭(あまず)


💤
【私はモーリヤックの書いた「テレーズ・デケイルゥ」という小説をよく思い出すのです。あの中に亭主に毒を飲まして殺そうとするテレーズという女の話が出てまいります。何だって亭主を毒殺しようとしたか。愛していなかったのか。これははっきり言えない。憎んでいたのか。これもはっきり言えない。はっきり言えないけれども、どうしても亭主に毒を盛りたかった。そしてその心理をモーリヤックはいろいろ追求しているのですが、最後にテレーズは、「亭主の目の中に不安を見たかったからだ」と言うのであります。】
この箇所を読んで、私は高橋たか子の『誘惑者』を思い出しました。
【「男の学生がね、こう言ったんだって。自分の主体性の確立のために、彼女を殺した、とね」】
【「愛していたから殺したのよ。男のほうが一方的に殺したのよ」
織田薫はさらに言った。
「愛が大きければ大きいほど、そうなるのだわ」
織田薫は続けて言い、ぶるっと軀をふるわせた。
「彼女の存在があると、自分の自我を確立できない。彼女のなかに埋没せんとする自分の自我を救済した、と、男の学生は言ったそうよ」
鳥居哲代は、殺した男が本当に言ったことなのかどうか、学生たちの想像にすぎないのか、とにかく心理学の教室で言われていたことを口にした。】
【「そりゃそうだわ、愛は、自分の自我と相手の自我との闘いだもの。負けるか勝つかよ。そのせめぎ合いのなかに燃えたつ、鬼火のようなもの、それが愛なんだわ」】
もっとみる 
話題の投稿をみつける

みー太

もか
なめこは、果たして、食べられるのか!?と思いながら、冷蔵庫にしまってきた
どうなの?

土の民@

ぽん

リュウ

神奈川

とみお

アオイ

魅力不

黒まめ(
我が家産まれのコは、1匹たりとも出自不明なコはいないのだ。
もっとみる 
関連検索ワード
