大人に居直るでもなく、子供に戻るでもなく、子供に「なる」こと、これである

#何でも屋さん
「鈴虫寺についてきてほしい」とのご依頼。
関西に旅行に行くとのことで、同行です。

一度もお会いしたことはなかったのですが、何度か依頼をいただいていた方で、今回実際にお会いすることとなり、個人的にも楽しみでした。

イメージどおり可愛らしい方で、とっても素敵なリボンの靴を履いてらしたんですけど

私「靴めっちゃ可愛いですね」
依頼者さん「そうなんですよ、体温が2度上がるってキャッチコピーの……」
私「え、ヒートテック素材か何か…！？」

という勘違いを炸裂させたんですけど、可愛すぎて体温が上がる靴だったみたいです。

そんな可愛いお洋服で鈴虫寺に参りました。

鈴虫寺はその名のとおり、1年中鈴虫の声が聴けるということで、寺の近くで耳を澄ましていたんですが、「ホーホケキョ」の声しか聞こえず。
中に入って分かったのですが、籠の中で大量の鈴虫を飼っていて、それで聴けるという感じでした。

鈴虫寺は普通のお寺と違うところがあって、30分ほどお寺の方のお話が聞けます。
普通は「30分もお坊さんの話を聞かないといけないの…？」という感覚なんですが、ここはむしろそれ目当てでくる方が多いお寺で有名なところなのです。
現地で話を聞いてから思い出したんですけど、昔テレビで「住職の方の話が面白いと話題！」みたいな感じで取り上げられてて、実際聞いても面白かったです。
漫談や落語を聞いている感覚で、「生き方」や「ふるまい」を教えてくれる、そんな説法でした。

今回はそんなに混んでいなかった（といっても50人？以上入りそうな部屋が満席でした）そうで、待った時間は20～30分ってところでした。
ピークは3時間半待つこともあったのだとか。

そしてこのお寺ではもう一つ有名なものがあって、草履を履いた地蔵様がいて、名前と住所と願い事を何でも一つ言うと、家まできて叶えてくれるのだとか。
お守りをお賽銭を入れて、依頼者さんが健やかに過ごせるよう祈っておきました。
あとから思いましたが、これは依頼者さんの住所を頭に浮かべるべきだったのか……？

そして今回フィナンシェのお土産をいただきまして…ありがとうございます…！！
おいしくいただきます！

そんなこんなで帰りのバス停までお見送りをして、依頼完了です。