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ひよこ

ひよこ

袋の温もりが、ひとの情けに似ていた。
吹き抜く風は、頬をかすめるたびに冷たさを増してゆく。
そのたび、腕に抱く米の重みが、いっそう確かなものに思われた。

夕暮れの道を歩むわたしの影が、長く地を這う。


理屈が人を生かすわけではない。
されど、この温もりがあれば、なお歩みを進められる気がする。
生きるとは、ただそのぬくもりを頼みに、風に抗い歩むことかもしれぬ。
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