1年前、会場内の人全てがマスクの中、上級救命講習を受けたのは自信になった。人工内耳で講師の話が聞けて、補聴器との差を感じた。子にも話していたので、いつか受けよう、と思っていてくれたらしい。子がいつのまにか申し込んでいた。救命講座の認定証明書を、うれしそうに見せてくれた。