前提の違いは「障害」ではなく「チャンス」｜千夏の投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

UVERworldについて語らせてください🙇‍♂️
長文ですが、少しでも読んでくださると喜びます。

『ByeｰBye to you』という曲が本当に素敵なので、ご紹介させてください。

この曲はUVERworldの音楽活動の最期を歌ったような曲になっています。

「明日にはこの世界にはいない」
という言葉から始まるこの曲。
最初はこの言葉の意味がわからない状態で曲が進んでいきます。
曲が進んでいくにつれ、見事な伏線回収が仕掛けられており、大どんでん返しの小説を読んだ後のような気持ちを味わうことができます。

2019年、東京ドーム2daysを成功させたUVERworld。
彼ら自身、過去最高のライブだったと感じた反面
これ以上のライブが今後できなくなり、ファンががっかりして離れていくのなら
今の1番カッコ良い状態のままみんなの記憶に残したい。
と考えていたようです。
かつて、TAKUYA∞(Vo.)が憧れていた今でも心に残っているアーティストは、1番カッコ良い状態で亡くなった方や、急に音楽活動を休止したグループが多いことから
みんなが離れていく前に、今の輝いている状態で急にこの業界を辞めるのが美学なのではないかと考えていました。
※冒頭、1番2番の「この世界にはいない。」はこの時の感情を歌っています。

そんなある日、ファンクラブにて
あなたにとってのUVERworldとは？
という質問にファンが答える機会がありました。
回答の中には
この人にはUVERworldしかなくて、UVERworldが生き甲斐なのではないか。
というようなメッセージや
耳が不自由でも手でスピーカーを触ってUVERworldの曲を楽しんでいる。
というファンの方もいたようです。
TAKUYA∞はそのメッセージを読み
バンドを辞められるわけがない。今以上に素晴らしいパフォーマンスをみんなに見せられるよう、食事制限、体づくりをこれからも続けよう。
傷つくのを恐れて、みんなが離れていく前に自分達から去ろうとする。そんなことを考える自分は明日にはいない。
TAKUYA∞の考えが変わった瞬間でした。
※この時の感情は3番から書かれています。

そして、1番最後には冒頭とは全く意味の違う
「明日にはこの世界にはいない。」
という歌詞で締め括られます。

#UVERworld