投稿
50代チビデブ禿無職
を買うことほどダサいことはない、と随分昔にそんな意見を聞いて、確かに、と妙に納得した記憶があるのだが、それが誰の意見だったのか思い出せない。
ベンツに限らずブランド品全てに言えることで、ブランドというのはその金額を出せるからこそ所有に価値があるもので、それを出さずに手に入れても何の意味もなく、また中古でも買ってしまっている時点で、欲しいとは思っているのに高くて新品では買えないという生活感も出てしまう。また、中古車屋で買うのと正規店で新車を買うのでは接客の質も違い、中古でもものが同じならいいや、というのはその接客の価値が理解できていないことも示唆している。なぜ理解できないのかを突き詰めると、そういうきちんとした接客を受けたことがないからであり、それがまたその人がどんな人生を送ってきたのか、ということを表してしまう。
ともかく、私の時代はそんなものの象徴がベンツだったのだ。それも今は昔か。今やベンツもさまざまなラインを出していて、性能も国産車と比べて劣るようなことはなくなった。必ずしも富の誇示で買うというものでもないだろう。
では、今の時代では一体何がそれに当たるのだろうか。現代において当時との明確な違いはリセールバリューの大幅な増加である。メルカリやヤフオク、ebayといった個人向けのマーケットサイトが隆盛を誇っている影響もあり、昔と違って中古品の金額がそこまで落ちない。
これにより、高額なものを買ったものの、手に入れて新品でなくなった瞬間にその価値が半減するみたいなことが起きにくくなった。当然買い手はこのリセールバリューも計算に入れて買い物をする。
こうなるとブランド品も昔とは意味が変わってくる。ブランドの価値というのは、富の誇示だけでなく、販売した時の価格の保証という意味合いももつからだ。
例えば、ランクルやアルファードは買値は1000万近くするものの、一年後に売却すればほぼ等価で売れる。一年間ヤリスをリースするより安いという見方も可能なのだ。
こんな時代に、当時のベンツに象徴されるような存在は、失われてしまったのかもしれないな。
話題の投稿をみつける

楓染ら

💜 た

は~と

⊹ᗩᙖ

まー

はるさ
一体何枚用意してたんだろ

シシト

𝕾沢

おかち

くらん
もっとみる 
関連検索ワード
