まだ確定ではないんだけど、農園を引き継ぐことになりそうです。

まだ確定ではないんだけど、農園を引き継ぐことになりそうです。
その農園は有機栽培の果樹農園で、オーナーが高齢なので、引退したいから引き継いでほしいと言われています。
農園なんて引き継いでも、売り先がないと経営はなかなか難しいんです。
本来ならば、引き受けることはないのですが、その農園、実はお客さんがついているんです。しかも全部一流どころばかり。
果物の品質がいいので、一流のお客さんが商品を買ってくれるのです。
また、引き合いがたくさんあり、生産が追いつかないくらいなんですって。

それで考えたんですが、東京23区に住んでいる人が田舎に引っ越すと助成金のようなものがもらえます。最大100万円くらいです。起業すると最大200万円もらえます。
問題は仮にそれをもらうために高知に移住したとしても、直ぐに資金が底をつきます。
実は私たちがそうでした。計画が甘かったので大変な状況に陥りました。

しかし、5年近く高知で住んで、ようやくいい考えが湧きました。
それは、私とパートナーが引き継ぐかもしれない農園を拡張するための仲間を募集したら良いということです。
一緒に農業をやる仲間を東京から集めることができたら、その人の生活も継続できるし、助成金も最大限に活用することができます。
機械器具の購入については、共同で購入すれば、安く購入できます。ノウハウは事業継承するオーナーから引き継げるので、品質の良い製品を生産できる可能性があります。
売り先があるので、作るほどに収益が上がります。
実は以前、補助金をたくさん頂いた経験があるので、種銭が多いほど、たくさんの補助金を貰って設備を構築し、それで生産を上げて皆さんに美味しくて安全な生産物を届けようと思っています

もっと細かく計画する必要がありますが、こんな事を考えました。
高知県は人口がどんどん減っているので、できたら女性で農業に関心がある方を集めたいなと思っています。

もちろん一文無しの方はお勧めできません。資金がないと移住して農業をすることはできないのです。移住の補助金がでても、あっという間になくなります。
それに売り先がない有機栽培農法は直ぐに貯金が底をつきます。
そんな理想に燃えた移住者がたくさんいたそうです。仲のいい地元のおっちゃんからずいぶん聞かされました。
思いつきで書きました。