真夜中の書庫、誰がいてもいいな 提灯のまあるい明かりがドームみたいに包み込んでくれるだけで本当は字も読みにくいような明るさで、眠れない夜の暇潰しでしかない時間にふらりと主が現れて、その瞬間からお互いにひとりじゃなくなるの それだけでちょっと安心するし肌寒さもなくなりそう