言葉は呪いにもなるけれど、お守りにもなる。自分で自分にはかけてあげられない言葉でも、人からもらうことで嬉しくなったり、忘れられなくなる。自分の言葉が誰かにとってそんなふうになれたら嬉しい。だからいつだって、言葉は優しく想いを込めて手渡したい。心にやわらかな光が灯るようにと。