隠の王だっけ……。あの、主人公と、自分の体が傷つくことを一切厭わない系で傷だらけの体を隠すように帽子や厚着してる子の、激エモエピソードがある話は……ふと思い出してめちゃくちゃ読み返したくなってきた……。
たとえば私が“青”と言葉を書いたとき、あなたやあの人や知らない誰かの目に浮かぶ色は、藍色だったり水色だったり緑色だったりするのだけれど、どうも近ごろの私たちは、私の目に浮かんだこの一色こそが青であって、私の目に映らなかった青は青ではないと、やけに断言していないか。なぜだ。怖いのか。