投稿
ぱっくん
(あらすじ省略、一応ネタバレ感想注意)
タイトル通りタイム・リープもののライトノベル。
初版が1995年と実に30年前らしいが、それを全く感じさせない不変的なおもしろさに驚きを隠せない。
設定からキャラの魅力まで、現代でも全然通用する(だからこそ今になっても新装版が出ているわけだけれど)。
和彦による情報統制がしかれているので、読者は翔香と同じ目線で混乱しながら読んでいく。
それでも少しずつ謎が紐解かれていく感覚が非常に気持ちいい。
最後、和彦の家の階段から転げ落ちた所へはいつから戻ってきたんだ?と混乱したけど、
この作品のタイムリープでは同じ時間を過ごせるのは1度だけという制約があるので、空白が埋まった状態のラストはそのまま既に経験した序章部分をスキップしたのだとわかってなんと綿密な…とため息が出た。
今まではいつから付き合ってんの?と聞かれても否定していた翔香が、最後和彦の妹に聞かれた時に一週間前からと答えていたのが可愛くてたまらない。
ラジオドラマ化してたり、映像化してたりするらしいけど今まで全然知らずに本書を読めたのは運が良かった。
記憶消してもう1回読みたい。


コメント
話題の投稿をみつける

きたむ





🃏るみ

とんも
昔より拾われてるかも

くんも

おいし
#ゴーストプロトコル

むっく

きりん

⭕️ク

男♀

ウニ塩
もっとみる 
関連検索ワード


むい
リアルタイムで読んでいたオバサンですが、この作品は秀逸だったので今も持ってます。 今の子に読んでいただいて個人的に嬉しいです[ほほえむ]