江戸時代に普及した朱子学は、天皇について今の日本人が共有する「日本の象徴」「神聖不可侵」という天皇観につながる。幕府は「天皇は道徳的存在であり、政治の権限を持つことなく徳によって国を治めるべきである」という考え方のもと、天皇はあくまで道徳的・宗教的権威としての立場が強調された。