チャイのVl協をきちんとタクトを振って、立ったまま“エア指揮”してみた。全身酷い筋肉痛でやってみると、なるほど老指揮者の気持ちが解る。動きが少なくなり腕よりも、むしろ手首の動きが雄弁になる。晩年のカラヤンは特にそうだったな、と思い出した…。ムター・カラヤン/VPO(1988年録音)