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なーぽん
初めてこの本を目にした時、その分厚さに驚愕した。
手にしてその重さに軽く絶望した。
だが本を開くとその内容にいくつも希望を感じた。
全てを読むことは出来ていないけども、現時点で最も勉強となった項目がある。
【読み方】だ。
正直言うと今まで、テキストを読む際は馬鹿真面目に頭から尾まで一文字ずつ目で追って黙読していた。
読み方は様々ありそれぞれに固有の名称があるなんて知らなかった。
少し考えればわかるだろうに、考えることさえしていなかった。
御託を並べるのはもうよそう。
それは未知との出会いだった。
読み方は大きく分けて3種類ある。
①速読 ②平読 ③精読
それぞれの読み方を具体的に記したいが、今回は僕が特に感銘を受けた①を紹介する。
①速読
字の如く速く読むこと。全体をパラパラとページをめくる事を『転読』と呼び、誰もが無意識に行なっている読み方。むしろこの行為にすら名称がついているとは驚き。
必要な部分のみ読む『掬読』や、目次から内容を推測し要約を作る『問読』等がある。
時間をダラダラと使ってテキストに目を通す時間も好きだけど、時間は有限であるため制限が必要。
決められた時間内でしっかりと読む際に「どう読むか」をあらかじめに決めることで、テキストに対する意識や目の役割が明確になった。
テキストに対して優先順位を考えるようになったのだ。
地を這うように、または行ったり来たりを繰り返し丁寧に目を動かしていたのが過去。
勿論、その方法はテキストに対し理解度を高めてくれるし、誤解したまま読み進めることは圧倒的に少ない。
しかしそれでは時間をやけに消費してしまう。
テキストを理解した後に「この部分そんなに頑張って読まなくても良かったやん」と拍子抜けすることもしばしば。
だけど掬読や問読を意識することで、俯瞰ができるようになった。
これは僕にとって革命である。
目の前の木ばかりに注目していたら己が立っている場所が森であることには気づかない。
そういうこと。

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