あの時代に俺は誰とも仲良くできなかっただろうし、それほどまでに捻くれていて未熟で馬鹿だったし、それでもそんな自分を、相手の同じような欠点に免じて自然に肯定してくれるような、そんな相手がいればと思っていたし、今でも遡及してあの時そんな人がいればと思う。