読唇しながら歩いてた頃は、集中力が読唇にいく。転びそうになる。道路のちょっとした段差につまづき、隣にいる人の視界から私が消えるなんてある。よく転ぶなあとあきれられるけど、ち、違うんだと、心の中でつぶやく。人工内耳にしてからは並んで、声を聴きながら歩ける。子との会話は多くなった。