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金木犀
※ストーカー被害の話になるので、苦手な方は閲覧注意です。
送迎車を追ってくる“社用車”の運転手が
“Xさん”だと確信した私は、
『後ろの社用車、Xさんだと思います…。』
「え!?ほんとですかっ!?」
『はい。さっき、車に書いてある会社名を見たんですけど…Xさんが働いてる会社でした。』
「どうしよう…今、尾行されてるんですよね?」
『…ですね(苦笑)取り敢えず、今の状況を店に電話して相談してみるので…すみませんが、そのまま適当な道走ってもらえますか?』
「わかりました!」
そして直ぐに、店に電話を掛けた。
『お疲れ様です。今、ちょっといいですか?』
《はい、大丈夫です!どうされました?》
『今、仕事が終わってホテルから出たのですが、Xさんに車を尾行されています。今、適当に道を走ってもらって巻こうとしているんですが、なかなか巻けなくて…何か良い案はありますか?』
《そうですね…今回、Xさんの行動が悪質な事もありますし…一か八か“○○”を試してみるのはいかがでしょうか?》
『あ!それ良いです!それで行きます!』
そして、電話を切った私は
“提案された事”をドライバーさんに伝え、
そのまま、とある場所へと車を走らせました。
道中、ドライバーさんがサイドミラー越しに
Xさんが付いてきている事を確認していた。
そして暫く走ると私達の車は、
“ある場所”の駐車場に入った。
そこは、“警察署”。
そう。お店のスタッフさん提案されたのは
“Xさんに尾行させたまま、警察署に入る事”だったのです。
私は車を降り、
警察署の敷地内に入るのを躊躇っている
“Xさんの車”を見つめました。
すると、Xさんの車は そのまま
警察署の前を静かに通り過ぎて行きました。
私は、そのまま警察署で被害届を出そうかと思いましたが
直接的な被害を受けていない為、“相談”という形にしました。
その後、Xさんと会う事は完全に無くなりました。
そして私も…
これ以上、迷惑を掛けたくなかったのでお店を辞めました。
最後に。
ずっと謎だった
“Xさんは何故、私の居場所を把握していたのか”の真相
それは…、
事務所の前で、ずっと
“私の行動を、車の中から見張っていたから”
…これが、私が遭遇した “Xさんの話”です。
終
コメント
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もふも
「人」選
花の名を調べる夕べ墓参 我孫子もふもふ
いつも墓参りの前日に花を購入しますが、最近花の名前が気になって、調べるようになりました。少し時間の余裕ができ、一つ一つのものに愛しさが出てきてのかも。組長、選んでいただきありがとうございました。

あいの

風ささ
秋が
一人で歩き始める
僕の中でやがて
寂しい歌を
口ずさみながら。
むさぼるように秋風が
その色を食べ尽くして
街路樹はすべての葉をなくす
灰色の街を埋め尽くすのは
蝋人形のような人の群れ。
木枯しは体温を奪う

にゃお
めちゃくちゃ丁寧に描かれた物たち
「ここ俺らだけなんで一日かけて描いてもらいました」
「どうして」

ナァナ

りーる

くねは
セルフケアがあまり得意じゃないんだよな。。
今日は少しづつ読書してます。集中力アップが目標〜。楽しくやっていきたいです。

ちょも
モリモリ食べるものじゃないことはわかっていながらもモリモリ食べて仕事頑張った。
明日は職場の同期たち(育休中と妊娠中)とランチなので、可愛い赤ちゃん見せてもらって癒されつつ美味しいもの食べてメンタル回復してくる!

夏葉薫
まぁこの曲好きだから良いんだけど。

樹海🧸
こんなに寒くなると思ってなくて、
もふもふ素材だったからやめたんだよね。……
マジでくまちゃんでもふもふゆるゆるって感じで可愛かったんよな。まだあるかな……
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megane♾️
フィクションのようなノンフィクションなんですね。文章が読みやすくて思わず引き込まれて読んでしまいました。本当に何事もなくて良かったですね。
にゃり
すごい。小説にできそうですね。危険な目に合わずよかったです。
みかん🍊
警察署に導く…👏 社用車でやるとか、ほんとアホだー。X氏… 金木犀さんが無事でよかった、頭が良いのが良くわかります[穏やか]