投稿

金木犀
随分前の話。
当店を初利用で初指名の御予約があり、
お客様の待つホテルへ向かうと、
ドアを開けた瞬間に、
「君に会いたかったんだ!」と感嘆の声を上げる、50代男性。
120分をこれから共に過ごすのだが、
何故かずっと、右足でリズムを刻んでいる。
“トントントン…”
「会えて嬉しいよ」“トントントン…”
「好きな食べ物は?」“トントントン…”
「へぇそうなんだぁ」“トントントン…”
会話している間、ずっと“トントントン…”
部屋に鳴り響く、“トントントン…”
“トントントン…”
“トントントン…”
“トントント…『あの!!』
私は、“トントントン…”が気になり
右足を止めた。
『なんでずっと、トントンしてるの?』と、
訊ねると…
「あぁ、これ?
“リズム”刻んでるんだよ」
“リズムを刻んでいる”…だと!?
『え?なんで?癖?』
「昔、僕…ラッパーだったんだよぉ」
ラッパーだったんだよぉ…(エコー)
ラッパーだったんだよぉ…(エコー)
ラッパーだったんだよぉ…(エコー)
『ラッパーだったんだよぉ!?』
すると、おじさんは急に立ち上がり
私の真正面に来たと思ったら、
体全体を揺らし始め
口元にリモコンを当てた。
その、口から飛び出したのは…
「YO ! YO !ヘイメーン」
(よっ…YO!?へっ!?ヘイメン!?)
戸惑う私の事など、気にも留めず
おじさんは、
“1人フリースタイルダンジョン”を開始した。
それは、約15分続いた…(体感は、5時間)。
サービスが終わり、部屋を出る頃には
私は、精神的に疲れきっていた。
何故ならば、サービス中も
「そこ、気持ちいいYO☆」と、言われ続けていたからである。
フリースタイルおじさん…恐るべし。
コメント
話題の投稿をみつける

雨瀬 蒼

🍙猫沼

ナルキ

久住

はっし

りり

みいさ

ゴルフ

じっく

ブルー(
もっとみる 
関連検索ワード

タロイモ
た、単純にコワイ[目が開いている]
ぶたやん
何か・・・疲れそうだよね・・・
みかん🍊
YO YO おはよう♫ 朝から笑ったYO♡[泣き笑い]
[データ削除済]
わろたwww