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がっしー
彼は狼人間。
普段は静かな村の鍛冶屋で、誰にも正体を明かさず生きていた。
「近づかない方がいい」
彼は低く警告した。
月が昇ると、理性が薄れて獣の本能が顔を出す。
でも彼女は動かなかった。
「あなたが怖がってるなら、私がそばにいる」
月光の下で、彼の瞳が金色に変わり、爪が伸び、息が荒くなった。
それでも彼女は手を差し出した。
彼は震える手でその指を握り、
「俺は……君を傷つけたくない」
彼女はそっと彼の額に額を寄せた。
「傷つけるかもしれないって思うからこそ、
あなたはまだ人間なんだよ」
彼は喉の奥から小さな唸りを漏らした。
でもそれは、怒りじゃなくて、
抑えきれない想いだった。
彼女を抱きしめる腕は強かったけど、決して乱暴じゃなかった。
「君がいる夜は、獣になっても……
心だけは、君のものだ」
満月が空高く昇る間、
二人はただ、互いの体温を感じ合った。
獣の咆哮が森に響いても、
彼女は彼の首に腕を回し、
「大丈夫。
私も、あなたの全部を受け止めるから」
朝が来て、彼が人間の姿に戻ったとき、
彼女は優しく微笑んだ。
「また満月の夜に、待ってるね」
彼は初めて、
誰かに本当の自分を見せられた安堵を、
胸いっぱいに感じた。
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にこまる

み

あき
結婚して子供がまだ育ち盛りだったら、当然自分が自由になるお金は制約されます。
その中でギターを買ったお話で、少年のようなわくわくしているであろう気持ちが伝わりました。
私は物心ついた頃から父がお金を持っていないことを知っていたので、「物を欲しい」という感情は生じませんでした。
それでも私には思い出の「物」があります。唯一ですが。
小学生後半、私は父には内緒で中学受験の準備をすすめていました。合格しても通えないのはわかっていたので、中学受験は親の違いで負けたくないという私のプライドの戦いでした。
受験費用は貯めていたお年玉で払い、父には一切言いません。
しかし、受験時の持ち物として腕時計の記載がありました。受験費用と当日の電車賃がいっぱいいっぱいで腕時計を買うお金はありませんでした。
腕時計無しでやるか…
しかし、試験の最中には時間を知られた方がいい…
やむを得ず試験日前に父に
「中学受験行くので腕時計がほしい、一番安いのでいいから」
父は珍しく「じゃ行こう」
中学受験?
どこの学校?
とかはもちろん
受験費用は?
と聞かれることはありませんでした。
行った時計屋さんで、父は
「息子が中学受験するので腕時計を買ってやろうかと」
店主が持ってきたのは、シンプルで大人がしているような腕時計でした。
「こちらならその後も使えるデザインです。しかも誤差がほとんど生じない腕時計です」
値札は15000円…私はびっくりして
「時間がわかればいいからこんなのでいいよ」
ショーウィンドーにあった、アニメのキャラクターデザインのデジタル時計、それでも2980円して、を指差しました。
父は店内の腕時計をくまなく見て
「いいよ、じゃ、それいこう」
私はえ?15000円もいいの?
また夕食がインスタントのあさげの味噌汁だけになるって思ったのと
最初に目にした時“かっこいい”と思ったのが
入り混じった感情が心の中で騒ぎましたが…うれしかったです。
帰り道、その腕時計をずっと見ていました。
以後、その腕時計は私の宝物になりました。
ちなみに受験の時は…教室に時計が必ずあります、腕時計がなくても全然大丈夫でした。
その後、家を飛び出しても宝物の腕時計とは一緒でした。
社会人になっても使っていました。
「その腕時計似合っている」
とよく言われたものです。
その大事な宝物は20代後半のお酒を飲むようになってから失くしてしまいました…
腕時計を失くした自分が悔しくて悔しくて大泣きしました…
しばらく探しまくりましたが、見つかることはありませんでした。
そして、以後「物」にはまったく興味がありません。

ぴ

Vi⚙letta
の痛みなのか楽しみだな🎶」「形はどうであれ
知らなかったことを、知れるということは
見える世界が広がるし、楽しみだ🎶」って
ウキウキしてたら「え…軽……」って引かれた
データ回収イベントとしてしか捉えていない。

ゆあ
めっちゃ一途で最高かよ大好きなんやけど、!
じゅん
女の人が描く漫画基本的に好きだけどその中でもむちゃくちゃ面白い

ひまわり
#彼氏の愚痴 #愚痴 #彼氏
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