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ASH

ASH

あなたは人を愛しているけど、個人を好きにはならない。
と言われたことがある。
正直、言い得ていると思う。
僕はこの世界も、社会も、自然も、都市も、動物も、植物も、天体も、僕が存在しているこの時間に存在するすべてが好きだ。博愛主義と言ってもいいと思う。
そして僕は人を喜ばせることが好きだ。昔、村上龍の「音楽の階段」という小説にこんなキーワードが出てくる。「働きかけとその反応」。僕はまさにそれを自らの喜びのベースとしていて、自分のした行動により他者が喜びという反応を返すこと、そのものが好きである。
ただ、そういった対象が「特定の個人」に向くことはない。その反応を返す相手は誰でもよく、全ての人に対して平等である。僕は人は好きだが、あなたも、あなたのその隣にいる知らない誰かも好きなのだ。
僕に恋愛はできないと思う。
僕の博愛は同じ愛情でも恋愛とは真逆に位置するものだと思う。
思うに、恋愛とは独占であり、束縛であり、差別で、かつ人を傷つけるものだからだ。
僕があなたを好きになったとする。
僕が最も望む瞬間は何か。
あなたが僕と出会ったことで人として成長し、僕なんかもう不要になって、その翼を大きく広げて遠くへ独力で飛んでいく。その後ろ姿を見つめる瞬間だ。その結果僕のところへ戻ってきてくれるのならそれ越したことはないが、そのまま戻ってこなくても僕は構わない。
僕はあなたに鳥籠を与えない。
1人で飛べる力を与えたい。
あの向こうの山まで飛んで行って世界を見てほしい。そしてあの空に浮かぶ月まで飛ぶことが必ずしも幸せではないという「己のコンフォートエリア」を探してほしい。
それが僕の優しさだ。恋愛の求める優しさとは、違うだろう。
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コメント

みー🚚

みー🚚

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色々な愛し方があるからね! ASHくんが幸せだと思える事が いちばん大切だと思います[照れる]

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