これなんかで読んだな。｜梟侍の投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

第三話 (全三話)

男は言った

「自分、その手で何をしてきた」

彼は答えた

「……直してきました
壊れたところを」

「ほな、自分の恋も同じや」

「今、目の前で“困ってる”が起きとる
その困ってるに手を出すのが、自分の仕事やろ」

彼の胸が熱くなった
仕事の話をされると、身体が前を向く

黒い服の男は、少しだけ声を柔らかくした

「自分、ええか」

「女の子はな
綺麗な手を好きになる時もある
でもそれ以上に、助けてくれる手を覚えとる」

「その手が油で黒くても
それが“働いた証”なら、怖がる女ばっかりやない」

彼は小さく笑った

「……でも、爪、真っ黒っすよ」

男は即答した

「チェーン直すのに、白い爪要るか？」

「要らない」

「ほな行け」

一瞬、空気が止まった

橋の上の彼女は、寒そうに手を擦っている
周りには人がいない
助けを呼べる雰囲気でもない

彼の中で、何かが決まった

恋の前に、困ってる人がいる
それを見て見ぬふりするのは、自分じゃない

彼はカフェオレを持ったまま、歩き出した
河原の砂利が靴の下で鳴る
心臓がうるさいくらい鳴る

橋の下まで来て、彼は見上げた
彼女は気づいていない

黒い服の男が、背中に言った

「自分、完璧な男になってから声かけようとすんな
完璧になるまで、人生終わるで」

彼は、息を吸った
夜の冷たさが肺に入って、逆に頭が冴えた

橋の上へ上がる階段を、一段ずつ登る
ツナギの膝がきしむ
爪の黒さが気になる
でも、手は止めない

彼女の数メートル後ろまで来た
自転車のチェーンがぶら下がっている
本当に直せる、すぐに

彼は、最後に一度だけ迷った
そして、黒い服の男の声がよぎった

――傷つかない自分を守るな
恋を殺すな－－

彼は、勇気を握りしめるみたいに、拳を開いた

「……あの」

声は少し震えた
でも、ちゃんと届く音だった

「チェーン、外れてますよね
よかったら、直しましょうか」

彼女が振り向く
街灯の光が、彼の油のついた手を照らす

彼は、まっすぐに立っていた
汚れたツナギのまま
それでも、逃げない目で

その瞬間、河原の星がひとつ、またひとつと増えていった

一一一一一

人生は、確率です

何かをしたからと、必ずうまくいくということはありません

でも、何もしなければそもそも成功する確率は発生しないのです

今回、勇気を出した彼の恋が、うまくいくかどうかはわかりません

でも、もし彼が今回振られたとしても
その経験を、彼が自分の糧とできたなら
挫けないで、また同じ勇気が持てたとしたら

いずれ彼は素敵な彼女を得ることができます

確率とは、そうしたものですね

そして、今夜彼が得たものは
好きな人に声を掛ける勇気だけではありません

世界は、みんなの仕事で成り立っています
誰一人、誰かの助けをなしに生きることはできません

彼の黒い爪は、美しい
僕はそう思います

#希望 #自作小説

先日#参院選の投票権が届きました。
投票日は20日なんですね。
これが三連休みの中日になっているのは
どうしてでしょう。
夏休み始まってすぐの三連休、
家族で出かける方も多いでしょう。

須田信一郎さんの動画まとめます↓
当初自民党内では三連休で投票率が
下がるだろうから翌週27日にという意見も
あったが、却下された
自民党の組織票ではなく、
無党派層（全有権者の5～6割）の票を削ぐ
目的ではないか？
江藤さんの失言で次の農水相を決める際、
最初は自民党農水局の推薦で経験のある
宮下さんになっていたが、執行部の強い
押しで人気と発信力が高い進次郎に決定

30万㌧の備蓄米を随意契約で放出という
ウルトラC、これを連日メディアで
放送すると支持率はうなぎのぼり⤴️
,,,しかしあっという間に彼の賞味期限は切れ、
視聴率が取れなくなってメディアは
取り上げなくなり、
進次郎はもう飽きられたか。
しかも本人はあまり農業を知らず、
農協についてもよく知らないという事が
明るみに出て、
自民党の議席を確保できるはずだった
東北の農業６県から大ブーイング

都市部においては投票行動のポイントは
物価高騰
与党は一体何をしてきたかを見ても
全く魅力はなく、野党の減税政策、
物価高対策の方がずっと注目されている

石破さんももうこれは無理とあきらめモード
目標議席数も最低限の50を想定

備蓄米放出で10万㌧も米が余ってる！
61万㌧の備蓄米放出とミニマムアクセス米も購入の方向
９月10月の新米が出回ると米の価格は大暴落が予想されている
この不安が農家の間でかなり広がっている[疑っている]
これに対して何の対策も出さないばかりか、
むしろ歓迎するような言動まで飛び出し、
進次郎に対して失望感が広がっている
🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾🌾

米は余ってるの？足りないの？
一体どっち？
先日米をフリマアプリで売るな、
売ったら罰金だぞ！という進次郎の策に
対して
今まで苦労して販路を築いてきたのに
何をしてくれる！と怒りの動画上げられてる
農家さん、見ました(２枚目)
結局備蓄米全部放出すると余るってこと
なんでしょうか？
でも８月にはもうそれも底をつくし、
有事を想定して今は備蓄米を温存してでも
タイ米辺りを購入すべきと
吉野敏明さんは言ってました。

国としての備蓄の適量はどのくらいなのか？
現在米は以前のような価格で落ち着く程度に
市場に出回っているのか？
それは新米が出るまで安定的に
供給されるのか？

本来は農水省や代表である大臣が
国民が安心できるようきちんと説明する
必要があるのではないのかと思います。

昨日スーパーで売り場の隅っこに
「国産米」とだけ書かれてる産年表示のない
米が5キロ2500円で出されていましたが、
誰も目を向けていませんでした。

農家さんにしてみたら価格が乱高下すると
生活を脅かされる
→更に農業を辞める人が増える
たまファームでも
「第一次産業はライフラインで国防だ」
と言われてました
郵政もNTTも元はと言えば
国が管理すべきものだったわけです。

米は最後の砦です。🌾🌾🌾