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お散歩yp

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認知に「知らないこと」は存在するか

■認知における「知らなさ」の階層

① 知っている
内容・対象・区別が成立している状態。
指示でき、語れる。
→ これは当然、認知の中にある

② 箱の外だけ知っている

認知されているのは、箱(構造)。
「中に何かがある」という関係。

中身そのものは、指示も内容も持たない。

「何かある」を認知することは、 「何か」を認知したことにはならない。
→ 中身は認知に存在しない

ここが、無知の知の目指す地点である。

③箱すら知らない

存在することすら想定・区別できない。
ラベルも枠組みもない。
→ これは 『知らないこと』ですらなく、 認知の外部に沈黙しているもの

■帰結
認知の中にあるのは 認知された構造だけ。

「知らないこと」と呼ばれるものは、実は、
②の取り違え
③の後付け表現

■まとめ
未知(不知)は、認知の欠損ではなく、認知の外部である。

■オマケ
無知の知とは。
①の内部に潜む③を②に昇華させることを目指す。
これにより、「隠れている」を認識の中に引きずり込み、探索(思考)の停止を防ぐ。
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