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谷崎潤

谷崎潤

罪と罰は異常に自分とフィットする作品だった。ドストエフスキー5大長編の中でも短い部類だから怒涛のラストまでの下準備が耐えられた。けど、カラマーゾフの兄弟は下準備が長すぎて、一ヶ月放置したり、一ヶ月かけて三巻を読んだりしていた。が、ラストになると怒涛の勢いで読み終えれそうなんだよ。年始までには読み終えるペースだ。そう考えた時に、カラマーゾフの兄弟は自分に合うかと言うとあんまり合わない。
でも、無駄な読書体験かと言われたらそうとも言い切れない。今まで「罪と罰を読んだ自分だ、この本も読めるだろう」っていう自分の読書筋力の最大値が更新される。ただ、それだけで十分。難しい本を読むというのは、いつか読みたい本を読破するための読書筋力をあげるためだけだ。
合わない本もありつつ、今は筋力を上げるために読書をしよう。
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罪と罰は異常に自分とフィットする作品だった。ドストエフスキー5大長編の中でも短い部類だから怒涛のラストまでの下準備が耐えられた。けど、カラマーゾフの兄弟は下準備が長すぎて、一ヶ月放置したり、一ヶ月かけて三巻を読んだりしていた。が、ラストになると怒涛の勢いで読み終えれそうなんだよ。年始までには読み終えるペースだ。そう考えた時に、カラマーゾフの兄弟は自分に合うかと言うとあんまり合わない。